企業のオフィスで食品・飲料の簡易ショップを運営するホーム(大阪市)は、老人ホームなど高齢 者施設に出店を始めた。
健康に配慮した商品をそろえるとともに、立ち歩きが困難な入所者が利用 しやすいよう、陳列棚にキャスターを付けて移動できるようにする。
施設内の娯楽イベントも支援 する。
3年以内に180施設の開拓を目指す。
同社は「ちいさなコンビニ」という名称で、大阪府内750カ所のオフィスに簡易ショップを設けて いるが、新型コロナウイルスの影響で売上高は4分の3に減っている。
一方で、サービス付き高齢 者向け住宅(サ高住)、老人ホームなど高齢者施設では、入所者の外出や家族との面会が難しく なっていることに着目。「施設コンビニ」と名付けて、特化した新サービスを始めた。
基本的な仕組みはオフィス向けと同じで、ホームが陳列棚、冷蔵ケースなどの什器(じゅうき)を 無償で施設に提供し、軽食、菓子、飲料を毎週補充する。自動販売機のような設置費はかからない。
商品の代金は在庫がなくなった分を施設から徴収する。入所者向けの価格は施設が自由に設定する。
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